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風を纏う夏のラミーストール - ATLAS-3-2color
風を纏う夏のラミーストール - ATLAS-3-2color
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『Atlas』から着想を得た、構成と余白
ゲルハルト・リヒターの作品集『Atlas』からインスピレーションを得たデザインです。
写真や新聞の切り抜き、コラージュ、オーバーペインテッド・フォト、スケッチといった多様な素材が、800枚ものパネルに配置されたこの作品集は、彼自身が「作品というより思考の補助装置」として位置付けて、視覚芸術の中で「見ること」の構造そのものを問うアート的プロジェクトと言えます。
かつてシルクウール素材でご好評をいただいた柄に、今回はラミーならではの軽やかさを重ねました。
その特徴を際立たせるため、繊細なピンストライプ柄を重ねるという手法を選択。
ストールの中に浮かぶ、静かな重なりと余白。
「Atlas」の構成に通じるような1枚です。
rainy season blue(レイニーシーズンブルー)
繊細に走るピンストライプは、しとしとと降る雨粒のように、まるで水の中にいるかのような、やわらかな静けさ。すべてが水に包まれているように見える、梅雨の風景から着想を得た色合いです。軽やかなラミー素材に、その静かな美しさをのせて。
湿気の多い季節でも、心地よく、軽やかに過ごせるように――そんな思いを込めた一枚です。
cray beige(クレイベージュ)
静かに大地のぬくもりを宿す色。乾いた粘土のように、柔らかなグレーが溶け込んだベージュは、まるで初夏の風が運ぶやさしい土の香りのように、心を穏やかに包み込みます。強さをひそめた落ち着きと、洗練された陰影が織りなすこの色合いは、静謐でありながら自然の息づかいを感じさせます。
夏の日常をさらりと心地よく
天然繊維の中でも、特に優れた強度とシャリ感を持つラミー。
汗ばんでも肌に張りつかず、べたつかない爽やかな着け心地が魅力です。
汗を素早く吸収し、すぐに放出することで気化熱を奪い、ひんやりとした清涼感を生み出します。日本の高温多湿な気候や、近年の酷暑にもぴったりの素材です。
日本人の体型にフィットするコンパクトなサイズ感ながらも、実は広幅に織り上げられているのが特長です。巻いたときのもたつきを抑えつつも、ゆとりを感じさせるバランスで仕立てているので、日々のスタイリングに取り入れやすいサイズ感です。
布の目を斜めに使うバイヤス方向(斜め使い)でアレンジすれば、巻きやすさと長さの両方を兼ね備えた一枚に。自然なドレープも生まれます。
「麻」と聞いて、どんな素材を思い浮かべるでしょうか。
ひとことで麻といっても、リネン(亜麻)、ラミー(苧麻)、ヘンプ(大麻)など、実はさまざまな種類があります。
その中でも、ラミーは特に高温多湿なアジアの気候に適した素材として、古くから親しまれてきました。今回使用しているのは、山梨県の老舗機屋さんが旧式のシャトル織機で、時間をかけて丁寧に織り上げた、細番手の最高級ラミー素材です。柔らかさだけが「上質」ではありません。繊細な見た目に反して、ラミー繊維はコシが強く、そのため織糸が滑脱しにくいという特徴があります。さらに、通気性に優れ、蒸し暑い日本の夏でも快適に着られるのが魅力です。
軽やかさと、色の重なりを楽しんで
透け感のあるラミー素材だからこそ、まるで空気をまとうような感覚で、軽やかに羽織ることができます。強い日差しをやわらかく遮りつつ、肌にまとわりつかず、風を通して心地よく過ごせます。また、くるくると巻いて、色の重なりを楽しめるのもまた魅力のひとつ。巻き方ひとつで印象が変わり、重なり合う布の陰影やニュアンスの違いが、装いに奥行きを加えてくれます。
ご自宅でやさしく手洗いができるため、季節の変わり目にお手入れをしながら末長くお使いいただけます。
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風を纏う夏のラミーストール
ATLAS-3(アトラス スリー)
素材:麻100%
サイズ:155cm×105cm
取り扱い方法:洗濯可能
生産地:日本製
※ギフトラッピング希望の方は備考欄に「ギフトラッピング希望」とご記入ください。
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